第4回世界弓道大会 日本武道学会弓道専門分科会特別企画
弓道具としての「和弓」を通じた弓道文化の探求
(終了しました)
English  中文  Deutsch

 弓道で使用されている和弓は原始時代の丸木弓に始まり、現代のグラス・カーボン弓に至るまで時代に応じた変遷を経て、現在に至っている。しかし、形状や握りの位置などは古来のものが基本的には守られており、現代でも継承されている。また、伝統的な竹弓の製法は、弓師と呼ばれる職人が師弟関係を通じて脈々と引き継いでおり、弓道具における伝統性を語るうえでも重要な存在である。そのため、単に和弓の使用方法を理解するのみならず、その歴史や文化的背景、さらには他文化の弓との比較における特徴や性格を理解しておくことは、弓道という文化そのものを理解する上では大切なことである。
 しかし、和弓の歴史や文化を十分に理解できるような情報提供の機会は限られている。特に、海外の弓道家にとっては和弓の特性や管理方法を知る機会は少なく、さらに日本語以外での情報の入手は一層困難であるのが現状である。そこで、2024年2月29日に開催される第4回世界弓道大会にあわせて、日本武道学会弓道専門分科会では、特別企画「弓道具としての「和弓」を通じた弓道文化の探求」を開催する。
 本企画は二部構成とし、第一部では最新の学術研究の動向も踏まえながら、和弓に関する学術セミナーをシンポジウム形式で開催する。第二部では、弓師による弓打ち実演も交えながら、和弓の構造について、実際の材料・用具などにも触れながら理解する。
 これまで外国人弓道家に対して弓道具を通じた弓道文化の紹介を行った事例はない。本企画は、和弓に関する知識を、総合的に外国人弓道家を主な対象として提供する初めての試みとなる。また、本企画を通じて、日本武道学会弓道専門分科会として学術研究の成果を現場、さらには海外へと発信する。加えて、海外の弓道家の意見や疑問を直接収集することで、今後の研究の新たな視点を獲得する。 

日時        :令和6229日(木) 9301600

開催場所 :日本ガイシフォーラム 第1・2研修室

企画内容 :

第一部 学術シンポジウム(9301130

  ・弓道研究の現状        五賀友継(国際武道大学)

  ・和弓の歴史とその特徴      黒須 憲(東北学院大学)

   第二部 part2 和弓を体感しよう! (13001600

   ・弓師による弓打ち実演 (質疑応答および弓師との懇談)
                 横山黎明(博志)・横山慶太朗(横山黎明弓製作所)


                                              
2023年11月4日